プロフィール of Argos Quartet

アルゴス クァルテット

客演

竹内 啓子 Takeuchi Keiko  (ピアノ)
Takeuchi Keiko京都に生まれ、5歳よりピアノを始める。
東京芸術大学付属音楽高等学校に入学。その後、同大学に学ぶ。大学1年終了後、ドイツに渡り、ミュンヘン国立音楽大学に入学。2年後、フライブルグ国立音楽大学に移り 1973年、同大学を特別優秀賞を得て卒業する。在学中、1972年に全ドイツホッホシューレ・コンクールで第1位を受賞。
井口秋子、ローズル・シュミット、エディット・ピヒト=アクセンフェルト教授に師事し、また、グイード・アゴスティ、アルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリー氏のレッスンを受ける。
1976年に帰国後、都響、大阪フィル、京響、九響、群馬交響楽団等との協演、ソロ、室内楽のコンサートや録音、また1981年より長年、故井上直幸氏とピアノ・デュオを組む等、活発な演奏活動を行う。カメラータ・トウキョウからショパンの作品によるCD、井上氏とのモーツァルト連弾曲、シューベルト連弾曲のアルバム、またナミ・レコードからデュオリサイタルのNHKライブ録音もCDになっている。
現在、桐朋学園大学教授。


Argos Quartet

友田 啓明 Tomoda Yoshiaki  (ヴァイオリン)
tomoda yoshiaki 友田啓明
桐朋学園卒。鷲見三郎、村山信吉、小野アンナ、岩渕龍太郎の各氏に師事。卒業後、日本フィルハーモニー交響楽団を経て、読売日本交響楽団のヴァイオリン奏者として活躍。この間に巌本真理弦楽四重奏団の結成に参加。その後、室内楽に専念し、巌本真理弦楽四重奏団の推進力として、欠かせない存在となった。四重奏団として、1965年ブラームス室内楽連続演奏会に対し、毎日芸術賞を受賞したのを始めとして、芸術祭賞、芸術祭奨励賞、芸術選奨文部大臣賞、第4回モービル音楽賞、サントリー音楽賞特別賞など、多数の音楽賞を受賞。又、レコード、CDも数多く発売されている。四重奏団解散後は、主にスタジオミュージシャンとして幅広いジャンルで活躍している。



黒木 薫 Kuroki Kaoru  (ヴァイオリン)
kuroki kaoru 黒木薫
東京藝術大学卒業。その後渡米し、ニューヨークのジュリアード音楽院に入学。この間、ジュリアードコンクールで優勝し、ソリストとしてジュリアードオーケストラとリンカーンセンターで共演。また、アーティストインターナショナルコンクールで優勝し、カーネギーリサイタルホールでニューヨークデビューのソロリサイタルを開く。音楽院内でも数々の賞を受賞。同大学院課程を修了してニューヨークを中心に活動。帰国後は、フリーのヴァイオリン奏者としてオーケストラ、室内楽、ソロ、録音等多方面で活動を行っている。ヴァイオリンを山岡耕筰、藤原浜雄、ジョセフ・フックスの各氏に、室内楽をロバート・マン、フェリックス・ガリミアの両氏に師事する。



青木 史子 Aoki Fumiko  (ヴィオラ)
aoki fumiko青木史子
4歳でヴァイオリンを始める。D.アーノルド、大谷康子、緒方恵、浦川宜也の各氏に師事。17歳でヴィオラに転向。1998年3月 東京藝術大学卒業。
同年6月 日本室内楽コンクール入賞。同年9月よりパリ国立高等音楽院へ留学。2001年6月 同音楽院を審査員満場一致の最高点を得て修了。現在、トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズのメンバー。これまでにヴィオラを兎束俊之、百武由紀、深井碩章、B.パスキエ、F.ニェリの各氏に、室内楽を岡山潔、植田克己、上田晴子、F.シュトール、A.ムニエ、D.ワルターの各氏に師事。



平田 昌平 Hirata Shohei  (チェロ)
hirata shohei 平田昌平
1979年東京藝術大学器楽科に入学。1982年東京芸術大学オーケストラと共演。1983年同大学卒業後、アメリカ・インディアナ大学に留学。1984年タングルウッド・サマーフェスティバルに招待参加。第56回毎日音楽コンクールに入選。1990年東京都交響楽団に入団。1991年ザルツブルク・モーツァルテウム・サマーアカデミー参加。松下修也、堤剛、ヤーノシュ・シュタルケルの各氏に師事。現在、オーケストラの副主席チェリストとしてだけではなく、ソロ、室内楽の分野でも、古典から現代まで、その確かな技術とすぐれた音楽性で高い評価を得ている。